鐚湾の徒然日誌

ビタワンです。徒然なるままに書いています。

プロフェッショナルの流儀。

asajit2009-07-08

午前2時、寝る前に図書館で借りた小説を読み始めたら、こんな時間になってしまってました。

450ページもあったのに・・・。東野圭吾、恐るべし。
という訳で、おはようございます。ビタワンです。


先週の土曜日と日曜日にかけて、久しぶりの東京でした。
つっても一ヶ月くらいですけど。

今回は色々美術館やギャラリーを巡ったり、本を読み漁ったりして、バーゲンを周ったりしていました。
完全でダンサーとは縁遠い生活でした。
そもそもスーツしか着てきてなかったのも理由なんですけど。


とりあえず、そん中ではひたすら服屋さんと話す事が多かった訳なんですけど、すごく感じた事があったんです。

僕店行った時はよく店員さんに色々質問するんですよ。
なんでこの服が今売れてるのか、とか
Levi'sとEDWINやったら何でそっちがいいのか、とか。
で、曖昧な答え方をされると萎えてしまって買う気がうせるみたいな。
めんどくさい客やなぁと自分で思うんですけど。


逆に、質問にしっかり答えてくえたり、そのブランドの歴史とか、店員さんなりに感じてるこだわりや考え方を聞くと、すごくテンション上がるんですよね。
僕自身がその服のブランドを好きにもなれるし、あと商品以上に、こんな良い話を聞かせてくれた分の対価としてお金を払おう、って気持ちにさせられるんです。

まぁそれがプロフェッショナルって言われればその通りなんですけど、ある時、店員さんが『最近勉強してきたんですけど〜』って一言を発して商品のブランドについて説明してくれた時に、改めて感じたんです。

『あ、この人ら皆勉強してるんや。』


服のトレンドとかセレクトする商品って、年や季節でコロコロ変わるし、情報を常に取り込んでいかないと対応できない訳ですよね。
それを専門外の人にわかりやすく説明する為には、完全にその情報について理解、あるいは自分なりに解釈をしないといけない訳で、その為にはこの人達は皆、何かしらの方法で勉強してるんだろうな、と。
しかも営業時間内は接客しないといけない訳やから、それは全部勤務外の自分の時間を割いてやってる事なんだなと思うと、すごいなと思ったんです。改めて。


僕も来年からは制作の仕事がしたいなと思っているんですけど、そう考えたらこの仕事を選択した理由の一つに、『一生勉強できる』という事が、実はすごく大きいんだろうなと感じました。


その商品(ブランド)が好きだから、あるいは売る為なのか、どちらにしろその為に情報を自分の知識として掘り下げる事ってすごくエネルギーと時間を使うと思うんですけど、その仕事が出来るかどうかは、その分野をどれだけ勉強できるかどうかなのかなーと思いました。

ほんでどうせなら、その勉強を楽しんでやれる事が出来れば仕事も楽しめるんかなーとか思ったり。
もちろん仕事を楽しめる一番の要素は人間関係的な部分が大きいと思いますけど。


そう考えたら、学歴がある人を採りたがる人事の考えのひとつにもあてはまるかもしれませんね。
『勉強が出来る人=勉強の仕方が分かってる人orその為の努力を費やせる人』って意味で。
もちろんそれだけではないでしょうけど。


とりあえず、やりたい事を決められた訳ですし、しっかり勉強しないといけませんね。