鐚湾の徒然日誌

ビタワンです。徒然なるままに書いています。

追いコン。

asajit2010-03-05

昨日は京都大学ダンスサークルEGOISTIC DANCERSの卒業イベント兼追いコンがありました。僕も今年は卒業生として追い出される側だった訳で、3月2日を以て、3年(サークルに入ったのは2回から)と1年とんで2年のサークル生活に終止符が打たれました。


僕がこのEGOSITIC DANCERS(以下エゴダンに略)に入ったきっかけは、大学1回生の終わりに今はあるのかどうかの京都駅近くのクラブで知り合ったHIPHOPのYさんと知り合い、そこで誘われ、その一ヶ月後の4月のはじめに京大体育館前の階段を登ったのが、はじまりでした。
当時、スクールと京都駅前でしかストリートダンスを知らなかった僕にとって、大学生サークルは斬新でした。とりあえず女の子が皆キャピキャピ(古)していたのが印象的でした。そして同じ新入生のKリスという奴がやたら人懐っこくて、そして安心させられたのを覚えています。
その一ヶ月後にあった京都の学生ソロバトルで、当時のエゴの先輩を非常に生意気な態度で倒していくと、そのイベントをきっかけにして先輩方と話せるようになれました。合宿などを経て同回生(厳密にはひとつ下が大半ですが)とも仲良くなり、さらに学祭では当時の先輩方と出させて頂き、照明がとても豪華な夜のステージに1年目で出る事が出来ました。

そこから追いコンで当時の僕にとってカリスマだった4回生達を送り、春になり新しい後輩もでき、そこでショーやコンテストに出たり、たくさんの思い出を作る事ができました。


そんな僕も4回生を終え、追いコンで追い出されたものの、色んな事を経て、京都に戻りました。
始めはあまりダンスはやめようと思っていたのですが、京都の友達の殆どがダンサーだったし、大学もエゴダンの練習場所をすこし行った場所にあったので、ついついと、ふらふらと、気付けばどっぷりイベントや学祭に出ちゃって、完全に戻りきっちゃってました。


さすがに以前の様な週7日ダンス生活という訳にはいきませんでしたし、当時のストイックさも失われつつあった僕は、完全にサークルにはふらっときて、ふらっと踊って皆で晩ご飯を食べてダラダラ喋って帰るといった生活でしたが、そういうのがなんかむちゃくちゃ楽しかったんですよね。
当時は体育館前で喋ってばかりいる人は結構叩かれたりしてたんですけど、時代も変わり、皆がマイペースで出来るようになったのも、個人的には良かったかなと思いました。これについては賛否あるんですけどね。


そうこうしている間にも時は過ぎ、先日僕はエゴダンから卒業しました。さすがに3度目はないでしょう。笑
1度目の追いコンでは同期の皆より一足早く卒業してしまったので、もう一年あればなあと思いましたが、今回は同期である院生の皆と一緒に卒業するので、心残りは全くありません。これから二度とサークルに顔を出さない訳でもきっとないので、別れの寂しさもあまり感じず、卒業生スピーチでも涙する事はありませんでした。


某先輩が以前ブログで紹介していた詩の言葉ですが、
「会いたくなったら会いにいこう。」そんな気分です。

でも、節目として今まで僕を育ててくれたエゴダン、同期や先輩、後輩皆にありがとう。という気持ちを糧にしてこれからもダンスと上手く付き合いながら、しっかり自立していこうと思います。